神洲 ao shen zhou


             
 
 平生進退如飄風   一睨人才天下空    
 独向蒼天横冷剣   何必生吾慚英雄    

 一生の進退は旋風の如く   人を睨んで知るこの世の虚しさ
 一人蒼天に剣を仰ぐ      なぜ英雄を斬る運命(さだめ)なのかと



  魔界の人間ですから、本来彼は邪道に属しているため、その性根は邪悪であるものですが、天魔録の封印を破る際に仏魔を合体させた為に正道の気質を備えることになる。魔族の血統にも関わらず正義感に富み、対戦の際には公明正大であろうとする。
 また義理人情を重んじ、親友の為、上司の為ならば例え火の中水の中、苦労を惜しまず尽力する。
 ユ−モアにあふれ且つ合理的に物事を考え、時間を無駄にしたり無意味な行動をするのが嫌なタイプ。
 天魔録に記載されている第一剣客であり、武功も超絶し、剣法は神の域に達していると言われ、本人も己の剣術に絶大な自信と自負を持っているせいか、喧嘩を売れば買いもする。爺さんだというのに、全く枯れる気配がありません。

 同じくユ−モアに溢れたひょうきんな爺さんキャラとして病剣叟というのがいますが、彼と違うのは、傲神洲は達観してしまっているところ。
 自分に必要なものはなんなのか、自分の望むものはなんなのか十分に解っているし、それ以上のものも求めない。
 揺ぎ無い自分への自信と価値観を支えとして、迷い無く行動できてしまう。
 病剣叟も傲神洲に対等に渡り合える人ですが、彼の場合、神剣というどうしても捨てられないこだわりと性格が脆いところがあるので、どうしても悟りきれない部分を持ち合わせているように思います。

 根が明るい性格らしく、ユ−モアで切り返し、逆に相手をからかったりして怒らせたりしていますが、こういう事をするのも気が若いせいかと思います。本人も他人に爺と言われるのを凄く嫌がるし(笑)。決闘する時に、対戦相手に向かって”三條路、五句話”を提示しますが、こういうところにも彼の聡明さが現れているように思います。
 剣術や武功の技の凄さに関わらず偉そうにするそぶりもなく、飄々とひょうきんな態度でいるところがこの人の魅力かなと思います。
だた、プライドも人一倍高いし礼儀に煩いので、分をわきまえない輩には容赦しない厳しいところもあります。
 そして、雪が降る中、滄海老鳥と一緒に酒を飲みながら月を愛で星を眺めることが好き、という風流さも持っており、本当にこの人の懐の広さというのは面白みがあって、楽しませてくれます。
 傲神州は、行方知れずになる事が多い人で、既に3回くらい失踪しています。現在も失踪中らしいです。
 ぜひともシリ−ズに戻って来て欲しいキャラクタ−です。 


:傲神洲                       渾名:他に剣魔、魔師、正義魔師とも呼ばれている。    

性別:男             本拠地:英雄嶺            身分:天魔録の剣魔

初登場:【創生狂人】 第49集。 

登場シリ−ズ:【霹靂圖騰】までで182集 
 
【創生狂人】・・・・・・・・・・・ 2集登場。
 【雷霆】・・・・・・・・・・・・・・  ほぼ出場。だが英雄嶺で生死不明となる。
 【血路江湖】・・・・・・・・・・・ 第12集で復活。以降、ほぼ登場。
 【風起雲湧T】・・・・・・・・・ 15集登場。最終話第20集、近日峰で生死不明となる。 
 【争王記】・・・・・・・・・・・・  後半の13集、公開亭で登場。
 【圖騰】・・・・・・・・・・・・・・  白無垢が復活したものの天魔が引退し、魔界を憂いています。
                  中原正道とともに天策と戦いますが、天策への投降を拒否。
                  現在行方知れず。
 

親友:星野残紅(義兄弟の契りを交わす)、滄海老鳥、一頁書、白無垢、琴魔、天魔、病剣叟

弟子:小還真、赫瑤                 所属組織:魔界

好きなこと:雪が降る中、滄海老鳥と一緒に酒を飲みながら月を愛で星を眺めること。
       三條路、五句話(通常敵と相対する時に、五句を用いて三つの条件を出し選択させる)。

武器:上古寶剣、竹剣(自分で作った)         所有物:六識剣譜

武学:
慧眼穿雲、一剣傲天獄、揮剣天下識、剣揮天下式、一剣斬春風、剣舞九天之神霊同悲、
    剣舞九天之神霊照気、回首不識剣中身

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笑紅塵 ao xiao hong chen  ごうしょうこうじん   

           詩号:
              
             半渉濁流半席清  濁流に浸かりし清流に座す
             倚筝闍癧A陵文  筝をつまびき詩をくちづさむ
             寒剣黙聽君子意  剣に君子の心を尋ねれば
             傲視人間笑紅塵  俗世を見下ろし俗人を笑えと


 ←【霹靂争王記】では、こんな顔になりました。


  思うに、傲笑紅塵の持ち味とは、純粋故の不器用さだと思う。
  世はすべからく陰と陽の交わりの中で、成り立っている。 傲笑紅塵の望むように、善と悪が明確でない。人は皆、このグレ−ゾ−ンの中で、更に己の善と悪の狭間の中で心を揺らしながら、両足をふんばって活きている。
  必要悪というものの線引きは確かに難しい。 
  人は、誰しも完璧ではない。私もそうだが、傲笑紅塵自身もそうである。
  誰しも自分に弱さを持っているので、自己保身の為に嘘をつくこともあれば、相手をいたわる為に嘘をつく場合もある。良し悪しはさておき、素還真のように清濁飲み込んだうえに、仲間をばっさり切り捨てるだけの度量や狡猾さ、世渡り上手な部分が必要になる時があるかもしれない。
  しかし、傲笑紅塵には物事の大小に関わらず、そのような活き方が、全くできないのである。

  だが、これは彼の純粋さの裏返しではないかと思う。
  彼は純粋故に、果てしなく武侠というものを追求しようとしているのではないか。
純粋故に、中途半端に妥協することもできない。他のキャラクタ−のように、自分が活き易くする為に小賢しく利巧になることもできない。ましてや彼には、大儀の為に小を犠牲にする事など、できない。すべからく皆等しいのである。大も小も全てのものを武侠で救おうと考え、己の信念と自分の弱さの狭間で揺さぶられてしまう為に、己に負けまいとして自分に対しても人に対しても、頑固になってしまうのではないだろうか。そして彼は人の正義を信じていたいのではないかとも思う。だからいとも容易く人に騙されるのだと、私は思っている。
 更に言うと、傲笑紅塵はあれだけ人に騙されておきながら、自分は人を騙したりなどしない。例え己が騙されてどんなに傷つこうともだ。ただひたすらに己の未熟さを後悔するのである。


 策謀渦巻く中で、殺戮を繰り返しながら生きていかねばならぬ。
 とかくこの世(江湖)は活き難い。


  と色々なキャラクタ−が、異口同音でしみじみと語るこの江湖という厳しい世界の中で、こんな生き方をする傲笑紅塵を、人はばかなやつだと笑うかもしれない。
  だが、こんな生き方をするキャラクタ−が、他にいるだろうか?
 

  武侠の”侠”とは、おのれの信条と正義の為に体を張って他人を救うという精神のあり方で、肉体の”武”と精神の”侠”を身につけた義侠の士だ。侠道の中心は”義”。孟子の言う”生を捨てて義を取る”をまさに実践しており、道理に合わぬことと思えば、自らがどのような状況にあっても、腕ずくで乗り出し、正義を貫こうとする。”義”のためならば、己の命も捧げるのである。


 彼より人格者と言われ、人徳もある立派なキャラクタ−は、いる。
 だが、純粋故に不器用であるが、誰よりも武侠の真髄を歩いているのは、傲笑紅塵ただ一人なのである。




名称傲笑紅塵(本名は不明である)
    無忌天子が剣に刻まれた名前に由来して傲笑紅塵の名を授けた。
    詩号もこの時読まれたものである。

性別:

身分:方界六絃之一 ⇒  無忌天子が理想社会を作る為の人材探しで江湖を遊覧し
                ていた際に出会った有志で作られた組織。

本拠地:蒿棘居

初登場:【霹靂英雄榜】 第50集

登場シリ−ズ:【封靈島】までで308集登場。
  【霹靂烽火録】【霹靂暴風】【霹靂狂刀之創世狂人】 ⇒ ほぼフル出場で大活躍。
  【霹靂雷霆】 ⇒ 殆ど出番なし
  【霹靂風起雲湧T】 ⇒ ちらほらと登場している。
  【霹靂風起雲湧U】 ⇒ 出番がかなり少ない。琴魔の敵を討つために一人奔走するが、皆がはみごにすると言って
               ぐれているうえに、ひどく空回りしている。
                半ばより地下牢に閉じ込められ、洗脳を拒んであがあが足掻いている。
               しかも、写りが小さい!
  【霹靂霹靂争王記】 ⇒ 久しぶりにオ−プニングに登場。<日/安>臨君が死に開放されると思いきや、
               司馬秋剣に操られて神剣争奪戦の決勝戦で葉小釵と戦う。
               登場回数も、前3作に比べて格段に増える。 だが、勇姿を拝めるのは3度のみ。
                 葉小釵に洗脳を解かれた直後は、邪道に協力した自分を激しく後悔するが、
               皆さんの優しさに励まされ、正義のために剣を使うとかなんとか宣言しています。
 【霹靂圖騰】⇒  天策と戦うために、参戦。7集登場。
 【龍圖覇業】⇒  億愁年に説教・・・諭されている彼。第40集で<イ月>雲とともに天策へ挑戦。7集登場。
 【封靈島】⇒    第1〜3集まで天策と対戦。その後姿は見えない。
 ※ 聞くところによると、【九皇座】では金小開の息子の教育係を担当している事が発覚。

上司:無忌天子 ⇒天外方界、易水楼の設立者   傲笑紅塵が尊敬してやまない上司。
    崇拝された無忌天子は、それを重荷に感じているふしが見受けられる。

結義:方界六絃― 白雲驕霜、愁月仙子、血雨風生、不死魔僧、方界老童(同以上五人を併せて呼ぶ)
    蟻天海殤君とは義兄弟。傲笑紅塵が兄貴分である。
    蟻天海殤君とはかなり深い友情で結ばれており、【霹靂烽火録】では、一段落したら共に隠居して残りの人生を
   趣味などに費やして楽しもうなどと言っていたが、蟻天海殤君が殺された為、それは叶わぬ願いとなった。

友人:袁冬曲、劍上卿、劍如冰、琴魔、青陽子

片思い:愁月仙子 ⇒ 彼女は、無忌天子と相思相愛。既に両名は死亡。

恩人:渡鶴影、千葉先生、一頁書、葉小釵

師匠:渡鶴影(
治病之劍を教えた)。
    九思劍譜に関しては、【霹靂雷霆】で成り行きで手に入れ習得。その他の武功の来歴は不明。


趣味:
琴、サボテン栽培 

武学:
紅塵劍招〈大きく四つに分けられる:烽火紅塵路、忘棄紅塵、紅塵一歩終、御劍術〉、治病之劍、九思劍譜、
   寒影暴風塵、凝水成冰、氣傲天蒼、霸千峰、紅塵冉冉、靈犀一指、穿越紅塵不擾關、迴旋天地去復還、
   紅塵輪廻(禁招)、劍舞秋風、逍遙秋風

代表的な武術:
    御剣術…剣を用いて飛行、救出
    紅塵一歩終…敵を閉じ込める、気功で攻撃する
    烽火紅塵路…変化に富んだ攻撃型剣術
    忘棄紅塵…剣術の中で一番殺傷力に富む決めワザ
    紅塵冉冉、九思剣譜

兵器:半箏劍、傲笑紅塵、驚雷 

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無非文化 http://www.ebtc.com.tw/ 

 

                                         

 

 

 

刀青麟 aodaoqinglin


 
 温厚で忠義に溢れ、見るからに人の良さそうな顔をしたこの青年を嫌いになる人はいないだろうと思えるキャラクタ−。個人的には、柳残陽著作の武侠小説「梟覇」の主役燕鉄衣は、きっとこんな顔をしているに違いないと思うと、妙に贔屓したくなるキャラ。
育ちがよく天外南海を治めている傲刀族の皇族で三男坊。しっかりものの歳の離れた兄がいるせいか、おっとり育ってしまったらしい。温厚な上におっとりした性格が禍して、貧乏くじばかり引いている。
 とはいえ、人がいいので人望があり、色々な人にバックアップされる人。
 人徳があるんですね。

  彼には愛妻冰川芸姫がいた。
彼女とは相思相愛で、仲睦まじく暮らしていたが、ある日芸姫が自殺をする。
理由は、傲刀族に生まれる子供は男子が多い。それで子孫を増やすためにも、兄弟の嫁と床を共にする風習があった。だが、冰川族にはそんな風習はない。
そこで辱めにあうくらいならばと、芸姫は自殺を選んだのであった。
青麟が芸姫が自殺するのではと察し、慌てて駆けつけてみたが、時既に遅しであった。
  芸姫亡き後、芸姫を生き返らせるために翼族の住む九曜山峰へ向かうが、山頂に自力で登らなければ神梟にあわせてもらえない。そこで遺体を背負い、山頂を目指して切り立つ崖を登り始めた。
青麟は登っては落ち・・・を繰り返し、体全身傷だらけとなっても登る事を諦めなかった。
思い込んだら試練の道を、行くが男のど根性。 by「巨人の星」
結構根性はあるらしい。
この様子を見ていた神梟は、哀れに思い、例外として彼を山頂に迎え入れた。
そして、妻を生き返らせたいと切実に願う青麟に希望を持たせるため、九曜芙蓉石を集める事を進言する。
 青麟は妻の遺体を梟神に預けると、傲刀城から姿を消した。

という過去を持ち、本作では久しぶりに故郷に戻ってきたところから、彼の出番が始まる。
  部下を使って九曜芙蓉石をせっせと集めていた彼であったが、同じく石を集めていた素還真に、九曜芙蓉石を集めたところで妻を蘇らせる事は不可能だと教えられると妻を蘇らせる事を諦め、集めた石を全て素還真に譲り渡す。

  青麟が故郷に戻っている事が長兄玄龍の耳に入り、城へ戻ってくるように言われていたのだが、青麟は三族が平等でないこの社会に疑問を持ち、皆が平等に平穏に暮らせる社会を目指すといって拒否する。やがて陰謀によって誤解が誤解を生み、やがて両者の仲はぎくしゃくしていく。
  当初は長兄と戦う事に躊躇い、部下に促されても愚図っていたが、にっちもさっちもいかない状態になり、長兄玄龍と青麟はそれぞれ軍を率いて対戦する。
青麟軍は一計を案じ玄龍軍を拡散させると、青麟軍は城を攻め落とし入城を果たす。しかし、入城してから暫くすると、蟲族が城内で暴れ始めた。城外で様子を眺めていた蒼雷軍は、チャンスとばかりに城内に攻め込み、青麟らを打ち破る。
 やがて、玄龍が蒼雷に殺害された事や、玄龍との仲たがいも全ては蒼雷の仕組んだ事だと知る。臥江子を軍師として招き、蒼雷を討伐しようとした矢先、血を吐いて死亡。度重なる心労が祟って死んだのだ・・・・と思われていたが、その後臥江子が呪を用いて生き返らせているところをみると、なんか細工をやってそうだ。
 青麟の死後、臥江子は蒼雷に仕えていたが、蟲軍が攻めてきた際に傲刀城を逃げ出し蒼雷が留守にしている間に、復活させた青麟を城主にしたが、早速蒼雷の刺客に命を狙われる。
 次に待ち受けているやつの試練は、なんだろうか?
その後の様子は、まだ【刀峰】を見ている最中なので、不明です。 


:傲刀青麟                       性別:

本拠地:
傲刀城、伴芸亭                身分:傲刀城三城主

初登場:【刀峰】 第3集。 

登場シリ−ズ:
 
【刀峰】・・・・・・・・・・・・・・  妻がいない世界なんて、この世の終わり・・・というような風情で、妻を生き
                 返らせる事しか頓着していないですが、長兄亡き後、だんだんしっかりするよ
                  うになっているようです。
 

兄弟:傲刀玄龍(長兄)、蒼雷(次兄)、<糸+四/幸>鶯(妹)

妻:冰川芸姫

仇:鬼面具(蒼雷)        部下:浪千山、岳駝、莫修、臥江子 (軍師)など

所有物: 傘、九耀芙蓉石                武学:一刀傾城

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