花容 banhuarong

             
     無端飲卻相思水,不信相思想殺人。   
    

 

  痴情だと半花容は瀟瀟の事を言ってはいるが、半花容にしてもかなりの痴情だと思います。
一見瀟瀟と暴風君の仲を取り持つようにみせかけて自分の恋敵である白如露を殺すし、自在天女を暗殺しようと目論んだりもする。しかも暴風君がそれをやっているかのように見せて実は半花容が暴風君を殺害し、その遺体を操っていたという周到ぶりには、かなりの策謀家である事が察せられます。しかも粘着タイプ。こういう細かい仕事をする人は、粘着力がないと持続できないと思います。
 しかしながら、瀟瀟には半花容は大切な義兄弟であっても、恋愛の対象外。

「 俺はお前を大切に思っているから、俺に殺させるような事はするな。」

と瀟瀟に言われながらも、あの手この手を使って恋敵の殺害を目論むのは、自分の想いを遂げるために走ってしまった結果なのかも知れません。
  しかし、瀟瀟はそう言いながら自分の恋愛に関しては一貫して貫き通そうとしていましたが、思えば瀟瀟の想い人である白如露は既に死んでしまっているし、彼女の生き写しである自在天女には金小開という伴侶がいるわけですから、瀟瀟の思いは不毛です。
 半花容は、思慮深く、知識も豊富で頭の回転が速い。しかもかなり冷静に物事を見ているように思います。物事に対する反応が、かなり早い。
 自分の恋愛感情も大いにあるかとは思いますが、それだけでなく、瀟瀟の考えを変えさせたい、もっと違う生方をさせてやりたいという気持ちがあったようにも見受けられます。
というのも、半花容は、「 昔は義侠に厚い男だったのに、すっかり変わってしまった。」と嘆いているのは、狂ったように安易に人を殺す自暴自棄のような瀟瀟の姿が痛ましく映ったのかもしれません。なんとかして、昔の理性ある人情に厚く義侠心溢れる彼に戻って欲しかったのではないか、私はと考えてしまいます。

  結局、瀟瀟は自在天女の死で愛する人を二度も守りきれなかった事に打ちのめされ、自在天女の遺体とともに自分を三十六雨に埋めてしまいます。それを知った半花容の行動は、理性的でなくなるような感じがします。
<日/安>君臨を殺し、雲門の残りのメンバ−である曲雲や瑟雲、そして<音召>雲を殺害する。
邪神を殺し一段落つき、これ以上人を殺す理由などないはずです。
  私が思うに、半花容もまた瀟瀟の死を止め切れなかった事に衝撃を受け、雲門を殺害する事で<イ月>雲に殺意を抱かせ、自分を殺させようとしたのではないでしょうか。
  瀕死の重傷を負った身で、瀟瀟のいる三十六雨の前で、己の額に内功を打ち果てる。
その激情には、観る側に痛ましい哀れを感じさせます。

 余談ですが、女装の時より男装の時の方が、個人的には好みです(笑)。
  
:半花容                                 

性別:男                               本拠地:無夢楼  

身分:風雲雨雷の「雨」(「風」=暴風君、「雲」=<イ月>雲、「雷」=瀟瀟の以上四人を併せていう)、
    天下第一人の「天」 で、天下第一人を下記のメンバ−で創立した。
    (「下」=牧剣子、「第(地)」=<日/安>君臨、「一」=司馬剣秋、「人」=大愚先生の五人を併せていう)

初登場:【風起雲湧T】 第20集。
死  亡:【争王記】 第1集。 <イ月>雲との戦いで死亡。 

登場シリ−ズ
 
【風起雲湧T】・・・・・・・・  最後の第20集のみ登場。
 【風起雲湧U】・・・・・・・・  殆ど登場。途中、邪心との争いで男装する。
 【圖騰】・・・・・・・・・・・・・  第1集での<イ月>雲との激しい戦いで重傷を負うが、瀟瀟が自殺した三十六雨の前で自
                らの額に内功を打ち込むという壮絶な死に方をした。
 

義兄弟:<イ月>雲、暴風君、瀟瀟               片思い:瀟瀟       

同僚:<日/安>君臨、牧剣子、司馬剣秋、大愚先生

手下:西<豊コザトヘン>殘雪、歩詩海、集音堡主、秋羽迎霜など

趣味: 女装。なかなかのべっぴんぶりを発揮している。  くせ: ウインク

武器:無名の宝剣                        特殊な技:遺体を自在に操る事ができる

武学: 醉顛狂、雨飄紅、血披秋水一色劍、秋瑩揚波水如煙、霪雨孤零身、<月因>脂涙、無垠飛雨、
   萬里河巒一黄沙、暴風掃平原、風馳疾雨式

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剣叟  ingjiansou


 GM 病剣叟テ−マソング             
 
 路不平阿八風吹   八風吹阿剣風起,  利衰無用是毀誉参半,   
 称飢是苦到楽極生悲, 悲<イ十>麼?   
 悲剣是八風吹吹吹・・・・・・・・吹不動病剣叟<口拉>  
  





 剣君十二恨が新たな剣を求めて剣塚に訪れたところ、一人修行をしている病剣叟に出会い、ひょんなことで剣君に剣技を教えることになる。
 病剣叟は傲神州と同じく、己の剣技に対して絶対的な自信を持っている。
 性格はひょうきんで陽気、大雑把。そして面倒見のいいところもある。
 少々頑固なところもあり、剣君とつまらないことで意地の張り合いをし、しばしばもめたりする。
 年寄り扱いをされるのは大嫌いだが、かといって目上を尊重しないのも気に食わない。
 剣技の実力は、傲神州と互角。
とまあ傲神州と似たような性格なため傲神州と意気投合し、神剣争奪戦後は江湖を二人で遊覧していたりします。

  神剣にひどく執着しており、過去に窮八極から神剣を奪うために戦った。当時窮八極は一人息子を神剣によって蘇らせようと思っていた為、病剣叟に深手を負わされても尚戦いを放棄せず、その死に物狂いの様相に圧倒されてしまった病剣叟は、勝てる試合を放棄し、神剣を手に入れる事ができなかった。

  【争王記】では、葉小釵と神剣争奪戦の決戦を迎えるが、この時の葉小釵もまた窮八極と同じく、自分のために神剣を手に入れた為に死に至った孫の金小開の事があった為、病剣叟によって深手を負わされているにも関わらず死に物狂いで向っていった。そんな葉小釵の気迫にまたもや押されてしまい、勝てる試合を放棄した為に、再び神剣を手に入れる機会を逃す。
  この葉小釵との戦いで、己の精神的な脆さと肉親の情の深さを、まざまざと知る事になる。
この時、病剣叟は自分の精神面の弱さと親子の情を理解したようです。
わしの神剣・・・と言いながらも、葉小釵が神剣の持ち主に足りる人間である事を素直に認めました。
 他に剣君の師匠である儒教隠夫子と因縁めいたものがあるらしい・・・・・・・が、仔細は不明。

 剣君にしろ不二刀にしろ、勝気な若造が気に入るらしく、色々と気にかけています。
 【圖騰】第8集にて既に死亡。
 七星が狙われているので団体で敵に立ち向かおう、という皆の意見を無視して枯木求泉に一人戻った不二刀を心配した病剣叟が後を追うと、不二刀は既に紫星眉との戦いの最中。あわや不二刀危うし・・・・・というところで不二刀を庇って病剣叟が参戦し、胸に風穴を開けられ無残な死に方をしました。遺体は東陵少主によって、剣塚に埋葬されました。  

:病剣叟                                 

渾名:生病的、老<イ子>・・・・・傲神洲が専用で呼んでいる   叟<イ子>・・・・・・・・自称    

性別:男                               本拠地:剣塚           

身分:七星之剣王星 (刀王星=不二刀、指王星=七海遊霞、智王星=女公子路光明、化星=瀟瀟、
     悟王星=流浪者、易王星=苗逢春、以上7名を併せて七星と呼ぶ)

初登場:【争王記】 第5集。

死  亡:【圖騰】 第8集。紫星眉と戦っていた不二刀を庇った。 

登場シリ−ズ: 
 
【争王記】・・・・・・・・・・・   5集以降、第12集を除き24集登場。
 【圖騰】・・・・・・・・・・・・・   死亡する第8集まで、ほぼ登場。
 

友人:傲神州、不二刀、剣君十二恨               弟子:剣君十二恨       

好きなこと:重量訓練、物語を語ること、お茶を飲む事

武器:八風剣             所有物:剣塚にある数千本の宝剣            武学:八風剣式

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無垢  aiwugou


 GM 白無垢             
 
 白髮三千世態,玉骨冰心縱蒼穹;
 風節自古如殘照,青袍一舞笑人庸。    
 
  




  色々と気苦労の多い人だと思います。
  気立てもよくおっとりとした知的で品のいいお兄さんですが、その性格が災いしてか、魔界の苦労を一身に背負って立つかのような苦難の連続。上司を思い、愛する人を思い、同僚仲間を思い、気苦労が絶えない様子。
一抜けたをさぞやしたかった時もあろうに・・・・と他人事ながら思わずにはおれません。しかし、彼はそんな事など少しも思わずに、こつこつと地味ではありますが、せっせとがんばるその姿が健気で同情を誘います。 

:白無垢                   その他呼び名:玉骨冰心(別名冰霜)、魔界第一智者

性別:男                               本拠地:涼心居、魔界          

初登場:【江湖血路】 第21集。                 現 状:隠居中。

登場シリ−ズ:【圖騰】までで182集登場。 
 【江湖血路】・・・・・・・・・  天魔の体を元に戻すため、苦労の連続。
 【風起雲湧T】・・・・・・・   魔界が天下第一人から攻撃を受け、聖城が落城し聖母が死ぬ事に。
 【風起雲湧U】・・・・・・・   邪神に操られている天魔を救うため一人奔走中。健気な方です。

 
【争王記】・・・・・・・・・・・  非凡公主と魔魁を探し出して天魔を補佐させ、涼心居で隠居生活に入る。
 【圖騰】・・・・・・・・・・・・・   魔界が苦境に陥り隠居の身から引っ張り出されるが、天魔が引退を決意し、白無垢も
                 引退する。

所属組織: 魔界               
師匠: 九<鬼+斤>老               上司: 天魔

同僚で親友: 琴魔、星野殘紅、傲神州
 

友人: 臥雲先生、流浪者、非凡公子    片思い: 聖母

所有物:金葉権杖              武学:金獅、神魔契

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馬縦横  aimazongheng


 GM 白馬縦横             
 
 歡亦高歌悲亦歌,九宵凌渡歩飛霞;
 春風得意馬蹄疾,一朝看盡洛陽花。  
 
  




  颯爽と馬にまたがり、飄々と人生を謳歌していた彼。
熱血漢ではあるが性格はさっぱりしていて、思ったほど熱くるしくないところがいいです。
またほどよく洗礼されているので垢抜けていて、なかなかかっこいい。
人情に厚く、またユ−モアもあり、火龍麒と繰り広げられる漫才は、大いに笑わせてもらいました。

  風来坊で江湖各地を旅する生活を堪能していましたが、一族の仇を討つために師匠である川涼劍族の召集を受け、敵討ちに奔走する彼の後ろには燕飛虹の陰が。燕飛虹が白馬縦横に一目惚れし、彼と結婚するためには、どんな手段でも厭わないしつこさを発揮。
そして気づけば周囲を丸め込んだ燕飛虹によって、結婚することになっていた彼。
しかし、覚悟がつくと可愛くなるのかなんだか知らないが、結婚してからはラブラブ夫婦に。
 腕がたつので、色々と江湖の禍を除くために助っ人として呼ばれ尽力していますが、この義理堅い性格が禍して、最後に冰川に殺されてしまいました。

余談ですが、「アディオ−ス」と叫ぶ彼に、
「 お前は、一体何人だ?」
と突っ込みを入れずにはおれない私です。 

:白馬縦横                 性別:男           身分: 川涼劍族大師兄

本拠地:風来坊なので特定場所がない。とはいえ毎年觀滄海一には戻ってくるようだ。         

初登場:【霹靂兵燹】 第5集。                 
死  亡:
【霹靂兵燹】 第33集。冰川に殺される。

登場シリ−ズ: 
 
【霹靂兵燹】・・・・・・・・・・・・・   風来坊で気ままに江湖を旅していたが、一族が壊滅状態となり、敵討ちのために召
                    集を受ける。敵討ちをするはずだったのだが、気づけば江湖の助っ人に勤しんでいる
                    彼は、燕飛虹に追い掛け回されたりもした。

所属組織: 川涼劍族                
師匠: 金蒼龍               師弟: 川涼劍<イ夫>
 

友人: 火龍麒、素續縁、素還真など             

妻:
燕飛虹⇒ 押しかけ女房。最初は周囲に彼女との縁談を勝手に纏められそうになり、嫌だ嫌だと逃げ回っていた
          くせに、逃げられないとなったら決心が付いたのか、ラブラブ夫婦になっていた。
         (後日飛虹に問われ、なんか説明してましたが記憶なし)
         妻に誰の子か解らないと衝撃の告白を受けても、さすが男の中の男。
         誰の子だって構わん、俺たちの子だと断言し、大切に愛しむ事を約束するところは、かなり立派。

愛馬:非白⇒白馬縦横を庇って死亡。 
    火龍麒⇒ 火龍麒の血が必要なために、罠をはって待ち構えていた白馬縦横に捕獲されたのがきっかけで
          知り合う。
          伝説の神獣にも関わらず食い意地がはっている為に人間に捕獲されているところを、白馬縦横に
          助けられる。
          気の合う漫才コンビ。一生懸命白馬縦横の命を守ろうと健気な事をするのだが、思い通じず。

兵器:雙劍、飄渺之狂

武学:
得意劍法、寄心暢意、快意秋風、一劍怒?震九州、白馬長馳疾萬里、一劍雪飄漫八荒、一劍驚雷破五嶽 金獅、
    神魔契

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