不二刀 bu er dao
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| 不二刀は、最近のキャラにしては、幼少期、少年期、そして刀邪伝説の頃と、断片的にではあるが人生の転換期が描かれている貴重なキャラクタ−に思える。幼少期はともかく、実際の年齢は数百歳だろうから、見た目で(外見で)勝手に言っているだけなのだが。
という事で、簡単に彼の履歴を書いてみた。 1. 幼少期(私の勝手な推定年齢10歳頃?) 1) 原因不明だが、既に両親を亡くしている。 それが理由で、近所(?)のガキどもにててなし子などと言われてはかなり苛められ、ボコボコに殴られている。 2) すっかり世を儚んでいたところを義父であり師父である上古刀王星刀無雙に出会い拾われる。 2. 少年期(私の勝手な推定年齢17歳頃?) 1) 上古刀王星の元で刀術、武功の修練に日々励む。一方で、上古刀王星とは深い信頼と愛情により、本当の親 同然の間柄となる。 ある日、不二刀は見知らぬ者から挑戦状を受けて戦い、勝ちを得て相手を殺すに至るが、実はその覆面の男と は義父刀無雙であった。不二刀が刀無雙の後を引継ぎ刀王星となるには、彼には邪気が足りない。そこで刀無 雙は一計を案じて、不二刀に自分を殺させることにより邪気を得させ、刀術を高めようとした。 そして、義父の目論見どおりとなる。 2) 上古刀王星である義父刀無雙は己に代わって七星之主を倒すようにと遺言を残して果てる。 3) 不二刀、結果的に親殺しをすることになる。 3. 青年期前半?(私の勝手な推定年齢25歳頃?) 1) 不二刀の持つ邪気が災いして相手を刺激してしまい周囲の人間に殺意を抱かせてしまう為、理由もなく戦いを 挑まれてしまう。そのせいで不二刀のいる場所は、必ず血なまぐさい場所となる。 2) 暫くして一流女流画家柳衣衣の描いた不二刀の絵が邪気の激しさゆえに、絵を見た剣客などが刺激を受けて 不二刀に挑戦をしかける原因となる。 香日落日頭に100人の侠客が不二刀と対峙した。 最初は100人だった剣客も不二刀に殺され、香日落日頭で最後の一人萬勝刀王と対戦する。 「 なぜ、俺に戦いを挑むのだ?」 繰り返す疑問の答えは、戦いの中で得られず、人を殺せば殺すほど、命の価値が解らなくなった。 萬勝刀王刀を切り捨てると、隠居生活に入る。 これが、100人切りとなった刀(ノが下から上に上がる方の字)邪伝説となる。 3) 殺戮を繰り返すであろう自分の生涯に嫌気がさし、また生命に価値を見出せなり、刀(”ノ”の部分が下からはね る字)を捨てて武林から姿を消す。(【風起雲湧U】第17集にて素還真が葉小釵に説明) 4. 青年期後半〜現在の不二刀まで 1) 隠居生活では、己の欲するものを探しながら、刀を鍛えることで己の邪気を押さえ込んでいた。 2) 江湖での出来事には無関心。 3) 不二刀が捨てた刀は金小開、葉小釵を経て、また不二刀と刀が呼び合った事もあり不二刀の元へともどってく る。 4) 天策の復活により江湖が荒れ、それに巻き込まれてゆくうちに義父の遺言を果たす為、再び武林へ戻ってくる ことになる。 以上、【圖騰】までの経過。 不二刀は、本来気性が善良で、人に対して恨む、憎むという気持ちを持っていない。 推測するに良い両親の元で愛しまれて幼少の頃を過ごしたと察せられる。というのも、不二刀が【争王記】で両親を亡くし近所のガキども(?)に苛められる夢を見るが、その時刀無雙に苛めた子供が憎くないのかと尋ねられ、憎むとはなにかと問い返している。 これはかなり凄い性質ではないか・・・・・と私は思っている。ある意味、凄い純粋さではないだろうか? 人の心には善と悪があり、交じり合いながらバランスをとり、ぎりぎりのラインで悪を自分の器から溢れ出さない様にしているものだと思うが、不二刀の場合、善と悪の比重を見ると、圧倒的に善の割合が多いと思う。実に江湖には向かないタイプではないか。 不二刀の本質というのは、金庸の【侠客行】の野良犬の純粋さに通じるものがあると思う。 不二刀の本質は”善良”であり”純粋さ”である。にも関わらず、彼は”邪気”を身に受けることによって、本質を隠されてしまう。それによって、南武林では、不二刀の刀術は神の領域に入ると言われ尊敬される一方で、冷酷で残忍という評判の方が勝っていた。 人に深く愛された者は、人をも深く愛そうとする。 だが、江湖では誰もが自分に戦いを挑みはするが、恐れて近づこうとはしない。 深い孤独。 そして義父の仕組んだ事により、不二刀は結果的に義父殺しをしてしまう事になる。 義父はそれで満足かも知れぬが、殺した当人の苦悩と傷は如何ほどであろうか? 邪気が呼ぶ無意味な戦い。 実力が拮抗しているならよいが、大抵己の力量を見極めない輩である。 本来、命ほど尊いものはないはずである。だが、義父を始めとして、人は命を粗末にする。 私の推測ではあるが、幼少期の彼にとって、生あるもの全てが愛しいものであり、愛すべきものであったはずで、刀無雙の元で修行に明け暮れていた日々も基本姿勢は変わらず、刀術を使うときは義侠のためという信念が根底にあり、無駄な殺生などは概念に無かったのではないだろうか。 それが義父を殺した事と邪気を身に纏う事によって、価値観が根底から覆される日々を過ごしていたのではないだろうか? 人を殺せば殺すほど、命の価値が解らなくなった。自分が何を欲しているのかさえも。 だから戦いを挑む相手に、必ず問う。 「 なぜ、俺に戦いを挑むのだ?」 そして、己の刀を捨て、世を捨てる。 江湖に復活してからも、彼の悩みや迷いは断ち切れていない。 そして己の欲するものが何であるかも、掴めていない。 枯木求水の如く。 私は、彼は最後に天策を庇うところに、彼の人間としての大きさがあるのではないか、と勝手に推測している。 不二刀はまだ死んでいないと思っている。彼は、今、藏龍なのだと。 |
名称:不二刀 その他の渾名:邪刀 刀(”ノ”の部分が下からはねる字)不二刀 病剣叟や傲神洲は刀<イ子>と呼んでいる 性別:男 居住地:枯木泉水 身分:七星之刀王星(指王星=七海遊霞、智王星=女公子路光明、化星=瀟瀟、悟王星=流浪者、 剣王星=八風吹不動病剣叟、易王星=苗逢春、以上7名を併せて七星と呼ぶ) 初登場:【風起雲湧U】 第30集。 登場シリ−ズ:【霹靂圖騰】までで51集 【風起雲湧U】 ・・・ 第30集になってツラが拝めるのだが、それまでは後ろ姿とか、見えそうで見えないなど、実 にじれったいシ−ンが続く。 【争王記】・・・・・・・・ ほぼフル登場で26集登場。途中で柳依依を庇って死にかかりますが、次が控えているので 簡単には死なんのです。とにかく色々と人を庇って、激しい戦いを繰り広げています。 【霹靂圖騰】・・・・・・ 10集登場。思ったより登場回数が少ない上に、魔剣道に拉致される。 【霹靂龍圖覇業】・・・・・・ 仔細未確認。 死亡:【霹靂龍圖覇業】 第40集。天策を庇って死亡。 親友:葉小釵、病剣叟 片思い:柳依依 武器:刀(”ノ”の部分が下からはねる字) 製作した刀:新獅頭寶刀 武学:一刀無二、幻影刀法、邪刀似邪刀、邪刀破千峰、邪刀舞飛旋、天絶邪光不二刀 ”殺人不用第二刀(人を殺すに二太刀用いず)”と言われる如く、 一太刀で相手の急所を突いて的確に殺すその技の技量と冷静さで武林での評価が高い。 |
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