世途 Qu shi tu  くっせいと


             
 
  【圖騰】で登場した彼は、冷静沈着で能面のような無表情を顔に貼り付け、
全く面白くもなんともないキャラでした。
中原正道追い落としの際には、巧みな策略をしかけ天策に褒められたりしていましたが、
悪代官(天策)に取り入る業突く張り商人(鳳棲梧や遺世老)キャラにおされぎみで、
どうもぱっとしません。本人もあんまり目立つのが嫌な感じだし。
まるで自分の正体がばれるのを、避けるかのよう。

 そりゃ、そうだ。
彼は一線生の化身で、素還真や照世明燈、三傅人たちとは馴染みだから、
なんとなく後ろめたいものがあったんじゃないかと、勝手に推測。

 そんな地味な彼も、【龍圖覇業】から本性がちらほらと見え隠れ。
天策は覇業の空しさを感じて隠居し、素還真は行方知れずで生死不明。
だが、妖刀界が登場して乱世を呼ぶし、それに加わる策謀略までもが煩しい。
  ここは己の才能を存分に見せなくちゃならんところではあるが、
屈世途は軍師として本領を発揮することはあっても、ボスとして皆を統率する力量がないところが悲しい。
とはいえ右往左往しながら武林正道のために、体力使って働きまくっている姿は涙ぐましい。
 だが、悦蘭芳扮する素還真の蜂の一刺し。
「 貴兄の戦略は素晴らしく、お陰で危うく命を落とすところでした。ハッハッハッ!」
  さすが悦蘭芳!口に鬼が住んでいるだけあって、容赦ない褒め殺し。
自分の事を棚に上げて人を攻めること、情けなし。 
吹き出る汗を拭きながら、恐縮のあまり素還真の顔をまともに見ることができない屈世途。
今までは天策の後ろで、つんと澄ましていられたが、そんな余裕は木っ端微塵。
能面のような表情は一転し、めくれた皮から表れたのは、
どんなことにもヘコタレナイ、バイタリティ溢れる屈世途。
  四海一家に頼み込んで雇われ、郭財臨の座を狙って仕事に勤しむ様は、
活きるためであるならどんなことも厭わない、限りなくタフな野郎。
 
 それからは今まで隠していた本性がべ−らべらと現れ、
すっかりボケと突っ込みで人々を笑わせる道化キャラへと変貌。
新たな境地を開拓してしまいました。


:屈世途                性別:男               

初登場:【圖騰】 第12集。 

登場シリ−ズ: 
 【圖騰】・・・・・・・・・・・・・・  無名の一兵士から頭角を現して軍師へとのし上がる。
                   この頃は余裕しゃくしゃくで、おすまし状態。
 
【龍圖覇業】 ・・・・・・・・・・ ボスである天策が突然覇業中止宣言をして唖然とするが、
                 敵は次から次へと途切れなく攻めてくる。
                  定愁風とともに、中原を守るために奔走。
 【封靈島】・・・・・・・・・・・・  居場所が無くなった屈世途は四海一家の経営するレストランに
                頼み込んで働く。目指せ二老板郭財臨の座。
                  ちょこちょこと戦いに参加。
 【霹靂兵燹】・・・・・・・・・・ 素還真が復活し、素還真の元へ身を寄せる。
                 すっかり道化役が身についた彼は、ボケと突っ込みで、新たな境地を開く。
 【刀峰】・・・・・・・・・・・・・  四無君の部下に襲われて逃走したまま行方知れず。 
                  

身分:天策天龍の軍師⇒素還真の秘書兼世話役担当
  
友人:素還真、照世明燈など                 所属組織:天策天龍

専門: 策謀、仕掛け 

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天紅 qingtianhong  


              
  数年もの間、司馬剣秋に囚われて伏魔井に監禁されていたが、自由になるための交換条件である雲渡山で赤子となった素還真(環児)をさらう事を承諾する。伏魔六道光芒の一人として赤子となった素還真(環児)をさらうことに成功し、自由を得た。
  久しぶりにわが故郷へ戻ってみれば故郷は何者かに襲われ、無残な姿を曝していた。一族が全滅したかと思ったが、幸いにも讀風官が生き残っており、彼の話で一族を滅ぼしたのは我が夫、暴風君であることが解った。

  優しく穏やかな気性である暴風君がこんな惨いまねするとは信じられず、彼を探し出して直接確認をしようとする。一人暴風君の行方を調べ、やっとの思いで逢ってみれば、暴風君は別人のように性格が変わっていた。荒々しい気性、容易に人を殺す残忍さ、そして傾天紅を蔑ろにするさまはとても以前の彼とは思えない。一体彼の身に何が起こったのか?何かがあると感じた傾天紅は、真相を探ろうとする。だが、そんな彼女を快く思っていない輩がいた。
  不穏な動きをみせる江湖で、単独で事の真相を探ろうとする傾天紅の身を案じて影ながら手助けをしようとする瑟雲であったが、傾天紅は余計なお世話とばかりに冷たく突っぱねる。だが、そう言われても挫けずに傾天紅の身を守ろうとする瑟雲。
傾天紅は暴風君と話し合う約束を取り付けるが、それは暴風君の罠であり、讀風官は傾天紅を守るために風車に飛び込んで死亡。傾天紅自身も毒ガスが充満する谷底へと転落したが、瑟雲とともになんとか窮地を脱する。
  その後、傾天紅と瑟雲の二人は暴風君の部下である文殊官と合い、三人は暴風君について意見を交わす。その結果、伏魔井に何かあるのではないかという結論に達した。二人が文殊官と分かれると曲雲が現れ、文殊官を餌にして暴風君を誘い出すことを提案した。曲雲の狙い通り暴風君が現れ、三人は暴風君を追い詰めたのだが、<イ月>雲が助けたために、あともう少しと言うところで討ち取る事ができなかった。
  やがて公開亭で邪神が半花容と暴風君の秘密を暴露する。
暴風君は半花容によって殺害され、半花容は彼の遺体を操っていたのだ。
真実を知った傾天紅は半花容に決闘を申し込み、一族の仇、そして暴風君の仇を討とするが、無念にも半花容によって殺される。
傾天紅の遺体は、<イ月>雲によって暴風君の墓の横に埋葬された。



:傾天紅                             性別:女 

身分:北風関之主                         本拠地:冷北海

初登場: 【風起雲湧U】 第3集。               死亡: 【風起雲湧U】 第25集。

登場シリ−ズ:
 【風起雲湧U】・・・・・・ 一族を滅ぼした憎い敵が、我が夫暴風君だった。
              
温和で誠実な人柄だった暴風君。彼の心は変わってしまったのだろうか。それとも・・・・
              
 
夫:暴風君(彼の内縁の妻)                   部下:讀風官

武器: 雙剣                             武学: 血影傾天、北風舞晴空、簾捲西風

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